奥ヘ奥へ・・・

ピンクと白のツートンのツリフネソウさんの花は
今が盛りと咲いていますね 名前の通りに船の様な
面白い形の花が細い茎で吊られていて とても変わった
咲き方の花ですね 花は虫さんが入り易い様に大きく
口を開けていて虫さんが花に来る目的の蜜は花の一番
奥の距(きょ)と呼ばれるクルンと丸まった部分
(写真だと右端の部分です)に溜まっていて花に入った
虫さんは嫌でも花の一番奥まで頑張って入って行く
事になりますね 花に入った虫さんは他の花から体に
付けて来た花粉を雌しべに付けて行く事になりますから
受粉が確実に行える巧妙な形と言えそうですね 蜜を
吸って花から出て行く時には今度は花粉を体に付けて
次の花に潜り込んでまた受粉をしますからなんとまあ
上手く出来た仕組みでしょうか どうしてそうなったと
聞きたくなるような形の花ですが受粉を確実に行える
様に長い長い時間を掛けてこんな形になったのでしょうね
変わった形の花にも合理的な訳が有るのも自然界ならではと
言えそうですね・・・・・
Photo by Canon EOS7D Tamron SP-AF 24−70 F2.8 VC USD G2