ヒメヒオウギスイセンさん

夏の今頃になるとアチラコチラでこんなオレンジ色の
花を目にしますね ちょうど暑くなって来る時期で
オレンジの花はちょっと暑苦しい色にも見えてしまいます
似た花にヒオウギさんというのも有ってこの子はオレンジ
色ですが少しだけ抑えたオレンジ色で同じオレンジ色なのに
少しの色目の差で不思議なものですね ヒメヒオウギスイセン
さんは水仙の名が付きますが水仙さんとは違ってアヤメ科で
根の形(水仙さんの様な丸い球根が付きます)から適当に
付けられた名前で水仙さんとは縁もゆかりもなかったりします
こんな適当な名前とちょっと暑苦しい色から察する通りに
この子は外来種(生まれは南アフリカ)で園芸用に持ち込まれた
物が野生化してしまった物です
今では夏の初めの花としてこんな所にもって場所で涼しい顔で咲いていますが
遠くアフリカからヨーロッパを経由して日本まで持ち込まれた
物が当然の様な感じで林の中で花を咲かせていたりですから
本当に逞しいですね 外来種は逞しいと言いますが日本の
在来種も海外に渡るとやっぱり逞しいらしいですね 葛やら
桐の木がアメリカなどに渡って成長は早いは切っても切っても
生えて来るで問題になっているのは厚かましいのは海外産だけと
思っている日本の人にはちょっと意外かもですね あちこちで
大繁殖のヒメヒオウギスイセンさんもアフリカでは小さく
控え目に咲いているのかもしれませんよ